メモは取れました。でも、字が読めませんでした
9月16日のリーダーズ会議。「がんばる」を具体的な役割に分けて、実際に会議をやってみました。やってみたから気づけたことがあります。
会議が終わったあとの振り返りで、書記を担当した人がこう言いました。
自分の字が読みづらい。 これだと、他の人が読めないかもしれない。
メモは取れています。 目標も達成しています。
それでも、読めないメモは誰かに渡せない。
9月16日の水曜日、中高生9人でリーダーズ会議をやりました。 事前にお知らせしていたとおり、今回のテーマは「『がんばる』って、具体的には何をやりきること?」です。
最初にミニ講義をして、そのあとは実際にミニ会議をやってみる、という流れにしました。
「がんばります」と言うのは簡単なんですよね。 でも、何をどこまでやるのかは、言った本人にも分かっていないことがあります。
なので、役割を決めました。 進行役、書記、タイムキーパー。
そのうえで、自分の役割で具体的に何をやりきるのかを、一人ずつ決めてから会議に入りました。
議題は「シルバーウィーク中、一番混む場所はどこだろう?」。
書記を担当した人の一人は、「話し合いで出た内容を8割以上メモする」と自分で決めていました。
数字で決めたので、やることははっきりしています。 聞き取れなかったところは、その場で聞き返したり、質問したりしていました。
それで、8割は書けた。
書けたうえで出てきたのが、冒頭の「読めないかもしれない」です。
これは、やる前には出てこない気づきだと思います。 「丁寧に書きましょう」と先に言われても、たぶんそこまで実感は湧きません。 自分で目標を立てて、達成して、そのあとで足りないところが見えた。
順番としては、この方がいい気がします。
他の役割も、それぞれ動いていました。
進行役の人は、一人ひとりに名前と具体的な役割を伝えながら話を進めていました。 分からないところは自分からスタッフに相談していました。
もう一人の書記は、出た意見をまとめて、要点を整理して進行役に渡していました。
タイムキーパーの人は、実際に時間を伝える場面はあまりありませんでした。 それでも、タイマーと時計をすぐ使える状態にして待っていました。
出番が来なかった役割にも、準備という仕事はあります。
途中から参加した人もいました。 説明を聞いて、状況をつかんで、その場で自分の役割を決めていました。
話し合いには入らず、見学するという参加の形を選んだ人もいます。 見学しながらワークシートに記入する、という役割と目標を確認して参加しました。
全員が同じ形で参加しないといけない、とは僕らは考えていません。 人を会議のやり方に合わせるより、会議のやり方の方を選べるようにしたい。
意見を求められて、最初に「わかりません」と答えた人もいました。 そこからヒントを出して、少し整理して、もう一度話してもらいました。
「わかりません」から始まる意見も、意見だと思っています。
リーダーシップ・プログラムはまだ途中です。
次は、読めるメモの取り方を誰かが考えてくるかもしれません。 それも、やってみないと分からないですね。