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活動報告

川崎水族館へ、夏のおでかけ

前日に自分で選んだ「会いたい生き物」を、本物の水槽の前で探す。17名で行った夏休みの遠足と、その前日の事前学習の様子をレポートします。

#小学生#活動報告#おでかけ
narZE 水族館へのおでかけ — 大きな水槽の前でペンギンを見上げて指をさす子どもたちの水彩画

「いた!ぼくが調べたやつ!」

大きな水槽の前で、一人の子が振り返って叫びました。まわりの子たちが集まってきて、ガラスに顔を近づける。夏休みの一大イベント、川崎水族館へのおでかけは、こんな歓声の連続でした。この日の参加は17名。この夏いちばんのにぎやかさです。

遠足は、前日から始まっている

narZEのおでかけは、当日いきなりバスに乗るところからは始まりません。

前日の活動は「水族館の事前学習」。館内図や写真カード、図鑑、タブレットを使って、魚、カメ、カワウソ、ペンギンの中から 「一番見てみたい生き物」を自分で選ぶ ところからスタートしました。

調べるのは4つだけ。「名前」「すんでいる場所」「食べ物」「すごいところ」。書くのが難しい子は、写真を貼ったり、選択肢に丸を付けたりと、参加のしかたを選べます。調べたことは「わたしは○○が気になりました。なぜなら○○だからです」の形でグループに発表。最後に「水族館で本物を見たい生き物」にシールを貼って、当日への期待をふくらませました。

「明日、会いに行ける」という見通しがあるから、調べる時間に力が入る。 事前学習と遠足をセットにしているのは、そのためです。

写真つきの予定表と、4つの約束

当日の朝は、「出発 → 見学 → 休けい → 見学 → 帰る」の流れを写真つきの予定表で確認してから出発しました。約束は4つ。「走らない」「手すりを使う」「友だちや魚にやさしい声で話す」「先生から見える場所にいる」。

電車の中では「周りの人も気持ちよく使えるようにしよう」と、声の大きさを意識する練習も兼ねています。おでかけそのものが、公共の場でのふるまいを実地で学ぶ機会になっています。

水槽の前の、小さなやりとり

見学は少人数のグループに分かれて。水槽の前で立ち止まると、スタッフから「この魚は何色かな」「どこを使って泳いでいるかな」と観察の問いかけが飛びます。

気になる生き物を一つ選んで、名前、色、形、動き、すみかをじっくり観察。「見つけたことを友だちに教えてみよう」と促すと、「こっちこっち!」と友だちの手を引く姿があちこちで見られました。

人気の水槽では、全員で押し寄せずに順番に前へ。「次は友だちの番だね」と、待つ という行動を認める場面づくりも、スタッフが意識していたことのひとつです。

疲れたら、静かな場所へ

にぎやかな場所が続くと、感覚面の負担が大きくなる子もいます。途中には休けいと水分補給の時間をはさみ、必要な子は静かな場所でクールダウンできるようにしました。持ち物にはイヤーマフや、落ち着くための小物も。

全員が同じペースで回ることより、一人ひとりが自分のペースで楽しみきること。 おでかけで大事にしているのはそこです。

後半は「もう一度見たい水槽はあるかな。グループで相談して決めよう」と、子どもたちの希望でルートを決めました。自分たちで決めた道順だから、最後まで足取りが軽い。

「また行くなら、何を見つけたい?」

終わりの会では、「一番心に残った生き物」「友だちとできたこと」を一人ずつ振り返りました。前日に調べた生き物と本物を見比べた子、友だちに水槽をゆずれた子、混雑がつらくなる前に自分から休けいを選べた子。それぞれの「できた」があった一日でした。

締めくくりは、「また行くなら何を見つけたいかな」。次の楽しみにつなげて、夏の遠足はおしまいです。


narZEでは、季節ごとのおでかけを「事前学習 → 体験 → 振り返り」のセットで行っています。見学・体験のご相談は、見学・相談ページからお気軽にどうぞ。

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