10月27日からの一週間
屋外での季節観察と、ハロウィンパーティーの様子をご紹介します。

紫のマント、オレンジのとんがり帽子、白い包帯ぐるぐる巻きのスタッフ。10月の最終週の narZE は、廊下を歩いているだけで、思わず吹き出してしまう光景があちこちにありました。
この週は、外で季節を観察する時間と、ハロウィンパーティーの準備時間が、ちょうど半分ずつくらい。秋の深まりと、年に一度のお祭り感覚が、いっしょに教室に入ってきた一週間でした。
公園で「夏が終わってる」を見つける
月曜と火曜は、近所の公園に出かけて、植物や生き物の観察をしました。
「夏とどこが違う?」と問いを置いて出発します。最初は「うーん、特に変わってない気がする」と話していた子も、しゃがんで地面を見ると、「あ、葉っぱの色がちがう」「セミの抜け殻ばっかり」「池のオタマジャクシ、もう足が生えてる!」と、小さな違いを次々と見つけていきます。
通り過ぎていれば気づかなかったことが、立ち止まることで見えてくる。変化を見つける目 を養うことが、観察活動の本当の目的なのだと思います。
次回からは、撮ってきた写真に紹介文をつけて、本人が発表する時間も組み込む予定です。
ハロウィン本番、思いがけずスタッフが標的に
水曜日の午後、ハロウィンパーティー。高校生スタッフが企画したハロウィンクイズに挑戦する、イラスト入りのオリジナルパンケーキを焼く、仮装をして集合写真を撮る。準備された活動を一通り終えて、満足げな空気が流れた頃 ─
突然、「スタッフを ミイラ にする」イベントが始まりました。
トイレットペーパーをぐるぐる巻きにして、誰が一番早く一人のスタッフを「ミイラ化」できるか競争。スタッフ側は完全に標的化されて、笑いながら身動きが取れなくなる。教室が大きな笑いと「もっと巻いて!」の声で揺れる時間でした。
子どもの企画は、いつも大人の想定を超えてきます。それが、いい。
「やってみたら、思ったほど怖くなかった」
ハロウィンは、特に小学生にとっては「ちょっと怖い」イベントでもあります。仮装、暗いお化け屋敷、変な音、知らない人に声をかけられるかも(トリック・オア・トリート)。
不安を感じる子も最初はいましたが、自分で衣装を選んで、自分のペースで参加した結果、「思ったより怖くなかった」「来年もやりたい」という感想がたくさん聞かれました。
楽しいことの中には、ちょっと不安なことも混ざっている。それを 自分のペースで体験すると、不安は冒険に変わる。そんな小さな学びも、季節の行事の中に含まれているのだと思います。
振り返り
季節を見つける目と、思い切り遊ぶ大笑い。両方が一週間の中に揃ったことが、良いバランスでした。
「気づく → 発見する → 学ぶ」の小さな循環を、これからも生活の中に少しずつ織り込んでいきたいと思います。