アクリルキーホルダー作り
小学校の記念キーホルダー制作プロジェクトを通して学んだこと
私たちは現在、教育ネットさんと協力して、ある小学校の全校生徒向けに記念用アクリルキーホルダーを制作しています。最初は「キーホルダーを作るだけ」と簡単に考えていましたが、実際に取り組んでみると想像以上に複雑な作業でした。
まず驚いたのは、その数の多さです。全校生徒一人ひとりに異なるメッセージを入れたオリジナルのキーホルダーを作るということは、何百個もの異なるデザインを管理しなければならないということです。しかも、大規模な学校なので、その数は本当にすごいことになりました。
制作工程も予想以上に多くて複雑でした。デザインを描くところから始まり、データ化、レーザーカットの準備、実際のカット作業、仕上げ、そして梱包まで。それぞれの工程で間違いが起きないよう、チェックリストを作って一つ一つ確認しながら進めています。特に、どの生徒のものがどれなのか混ざらないように管理する方法を考えるのが大変でした。番号を振ったり、クラスごとに分けたり、いろいろな工夫が必要でした。
レーザーカッターを使う作業も初めての経験でした。機械の設定一つで仕上がりが変わってしまうので、テストを何度も重ねました。アクリルの素材の厚さや、カットする速度、レーザーの強さなど、調整する項目がたくさんあることも知りました。
この活動を通して、ものづくりは単に「作る」だけではなく、計画から管理、品質チェックまで、本当にたくさんのことを考えなければならないということを実感しました。でも、小学生たちが喜んでくれる姿を想像すると、大変だけどやりがいを感じます。完成まであと少し、最後まで頑張りたいと思います。
